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CBDの安全性は麻の栽培方法に依存する
CBDオイルの安全性と有効性は確認されている
CBDに危険性はありません。CBDの安全性と有効性は、WHO (世界保健機関) でも認められています。
CBDに危険はありませんが、原料となる麻に、有害物質が含まれている可能性があるのは事実です。それは麻という植物の特性に由来しています。
でも麻がもともと有害成分を含んでいるのではありません。
麻は有益な植物として一万年以上前から利用されてきた
麻は有益な植物として、一万年以上前から利用されてきました。麻のタネは昔から貴重な食料とされ、縄文時代の遺跡からは麻縄も出土しています。
また、エジプトのピラミッドから発掘されたミイラを包んでいた布も麻です。
綿花の栽培が始まるまでは、人々は皆、麻の衣服を身につけていました。さらに麻の繊維で織られた丈夫な帆布や強靭なロープがなければ、海を渡って文明を広めることはできなかったといわれています。
麻は強い耐性を持った植物
麻は熱帯から寒冷地まで世界中で栽培されていて、どんな困難な条件下でも4ヶ月で4、5mにも成長する強い耐性を持った植物です。
麻は雑草よりもはるかに早く高く育ち、急速に辺り一面を覆い尽くします。そのため麻の栽培には除草剤を使う必要がありません。
また害虫に強く、どんな痩せた土地でも育つので、殺虫剤や化学肥料も必要としません。ですから麻はもともと有機栽培されてきたのです。
さらに麻は土壌を改良する力を持っています。
麻は数メートルにも育つため、根を土壌中に張りめぐらせていて、そのため収穫後には硬い土壌がふかふかに変わっています。
麻は、土壌の汚染物質を吸収する性質を持っている
麻はそれだけではなく、土壌中に溜まってしまった、カドミウムや放射線など有害物質の除去に非常に有効であることが知られています。
麻は、土壌の汚染物質を吸収する性質を持っているのです。
ロシアのチェルノブイリ事故で汚染された土壌にも、放射線を除去する目的で植えられました。
麻は植物を利用した最高の環境浄化法の一つであるとされていて、環境を整え、汚染された土壌を改善してくれる貴重な植物なのです。
麻の有用性と危険性は表裏一体
しかしその麻の特異な浄化能力は、食物としての危険性に繋がります。
土壌汚染の対策として、栽培された麻は、食用にする他のどの植物より、土壌の有害物質や重金属を含んでいる可能性があります。
土壌から吸収された有害物質は、麻に蓄積れるからです。
そして特に危険なのは、汚染された麻を原料として作られたCBDオイルです。
麻は法律で花穂と葉の使用が禁止されているので、CBDは麻の茎を原料するのですが、茎には僅かな量のCBDしか含まれていません。
そこで大量の茎から抽出した原料を濃縮することになります。
麻に有害物質が蓄積されていた場合、原料を濃縮する過程で同じように濃縮されてしまうのです。
これが危険なCBDオイルが製品化される理由の一つです。
CBDオイルを選ぶ場合、原料となる麻がどのような環境で栽培されたかを確認する必要があります。
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