抽出法による安全性の違い
CBDオイルは危険でないのかと心配する人もいますが、その心配は無用です。
CBDに危険性はありません。CBDの安全性と有効性は、WHO (世界保健機関) でも認められています。
CBDオイルのに含まれる有害物質は、原料になる麻が汚染された土壌から取り込んだものか、抽出の過程で残量したものが大半です。
では、抽出の過程で残量する有害物質とはどんなものなのでしょうか。
安全性と品質では超臨界二酸化炭素抽出
抽出方法として最も安全性が高く最高品質のオイルが抽出できるのが、超臨界二酸化炭素抽出です。
超臨界二酸化炭素抽出は、他の方法では失われることが多い有益な分子が保存され、その結果、純粋で強力かつ天然の抽出物が得られます。
有名ブランドの製品は全てこの方法で抽出されたものです。安全性では消費者にとっては最もベストですが、コストがかかるため製品の値段も高くなります。
CBDオイルの安全性と品質を重視するなら、超臨界二酸化炭素抽出になります。
低コストで安価に製造できるエタノール抽出
その他の抽出方法としては、エタノールを溶媒に使った方法があります。エタノールは低コストで、生産効率が良い製造方法ですが、
人体にとって毒性を持つエタノールがCBDの中に残留しやすいため、安価でも、消費者にとってのメリットよりも、製造業者のメリットを重視した抽出法です。
とはいっても、必ずしもエタノール抽出法の製品が悪いというわけではなく、超臨界二酸化炭素抽出で製造する最高品質の製品に比べて、若干劣る程度ともいわれています。
その他の方法で抽出した製品は避けるのが無難
問題なのは、その他の化学物質を溶媒として利用する場合です。
ブタン、ヘキサン、アセトン、といった化学物質も溶媒として使用できますが、神経毒性が強く、残留性も高いため、人体にとって危険です。したがって選択肢には入りません。
超臨界二酸化炭素抽出か、エタノール抽出以外の方法で抽出した製品は避けるのが無難でしょう。
製品になってしまうと何が含まれているか明確に知るすべはありません。アメリカや中国で出回っている出所不明のCBD製品は特に注意が必要です。
不純物や農薬、カビが含まれていたり、ラベルに表示されている量のCBDが含まれていない粗悪品である可能性があります。
安全性と高品質を求めるなら、やはり栽培方法と抽出法を公開している、有名ブランドの製品を選ぶのが無難です。
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