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ヘンプグミはCBDグミだったのか?
数年前、Amazonに突然現れ、そしてすぐに消えていったグミがありました。
パッケージには大きく「HEMP」。
麻の葉のマーク。
そして異様なまでの高濃度表示。
しかし、どこにもCBDとは書いていない。
それが、いわゆる「ヘンプグミ」でした。
なぜ“ヘンプグミ”が出回ったのか|AmazonとCBD規制の関係

当時、AmazonはCBD製品の販売を公式に禁止していました。
それでも消費者の間では、CBDへの関心が急速に高まっていた時期でもあります。
そこで登場したのが、
- Hemp Gummies
- Premium Hemp Extract
- 300,000mg
- Ultra Strength
といった表現を並べた商品たち。
CBDとは書かない。しかし、誰が見てもCBDを連想させる。
この“曖昧な表現”の隙間で成立していたのが、ヘンプグミ市場でした。
CBDグミとヘンプグミの違い|成分表示を冷静に見る
ここで重要なのは、「ヘンプ=CBD」ではないということです。
ヘンプシードオイル(麻の種子油)には、CBDはほぼ含まれていません。
しかし当時のパッケージは、
- 麻の葉の巨大なロゴ
- ストレスや不眠を連想させるコピー
- 超高濃度を強調する数字
視覚的な説得力だけは圧倒的でした。
実際の成分は曖昧。COA(成分証明書)も不明なものが多かった。
それでも売られていた。
なぜか。
なぜ消費者は“ヘンプグミ”を求めたのか

答えは単純です。
当時、多くの人がCBDを強く求めていたから。
- リラックスしたい
- 睡眠を整えたい
- 不安を軽減したい
しかしAmazonではCBDが買えない。
その時に現れたのが、CBDと書いていないCBDっぽいグミ。
欲しいものに似たものがあれば、人は手を伸ばしてしまう。
混乱の時代でした。
並行輸入と税関開封|当時のリアル

当初Amazonで販売されていたヘンプグミの多くは、アメリカ製の並行輸入品でした。
配送には時間がかかり、そして実際に税関で開封された痕跡のある商品も少なくありませんでした。
開封テープが貼り直されているパッケージ。
あの時代の空気が、そこに残っています。
もし万が一違法成分が含まれていた場合、購入者側にも影響が及ぶ可能性がある、という話も耳にしていました。
私は興味はありましたが、購入はしませんでした。
今振り返ると、それでよかったと思っています。
140,000mgという数字の正体|超高濃度表示のからくり

ボトル1本に140,000mg。
1粒230mg。そんな表記の商品もありました。
しかしよく見ると、
- Hemp Extract
- Hemp Oil
- Proprietary Blend
と書いてあるだけ、CBDの含有量とは限らない。
実際には“総エキス量”を表示しているケースがほとんどでした。
数字のインパクトで判断してしまうと、中身を見誤ります。
パッケージは語る|視覚が生む“錯覚”

他の記事でも書きましたが、パッケージは一つの判断基準になります。
- 派手すぎる色使い
- 麻の葉を全面に押し出すデザイン
- 医療を連想させる表現
それらはすべて「連想」を利用しています。
成分よりも、イメージ。この画像たちは、あの時代の混乱を証明しています。
結論から言えば、ほとんどはCBDグミではなかった可能性が高い。
Amazonの公式ポリシー上、本物のCBD製品は販売できなかったからです。
海外メディアでも、「Amazonで販売されているCBD表示製品の多くは実際にはヘンプ由来」と報じられていました。
だからこそ、
- 書いていない
- でも連想させる
- そして消えていった
という構造が成立していたのです。
5mg時代から50mg時代へ|基準は変わった
あの頃、日本で販売されていたCBDグミは
- 1粒5mg
- ボトル150〜500mg
- 価格は7,000円〜9,000円
今は、
- 1粒50mgや65mgが主流
- 価格は3,980円前後
濃度も、透明性も、基準も大きく変わりました。
混乱の時代を経て、市場は成熟し始めています。
だから今、判断基準が必要になる

ヘンプグミの時代は終わりました。
しかし、“連想させる表現”は今も存在します。
だからこそ、
- 成分表示を見る
- COAを確認する
- mgの意味を理解する
- パッケージに騙されない
判断基準を持つことが重要です。
まとめ|ヘンプグミは歴史の一部

ヘンプグミは、CBDグミの混乱期に生まれた現象でした。
- Amazon規制
- 消費者の需要
- 曖昧な表記
- 並行輸入
- 超高濃度表示
すべてが重なった、特殊な時代。
そして今、その時代を知っている人は少ない。
だから私は記録として残します。
これは批判でも暴露でもなく、市場が成熟するまでの通過点の話です。
そして、今は違う。
2026年現在、CBDグミは濃度・品質基準ともに大きく進化しています。
いま選ぶための判断基準はこちらにまとめています。
現在購入できる高濃度CBDグミの実食レビューはこちらです。

