CBDオイルと潰瘍性大腸炎

私は毎日、朝食後にトイレに行く習慣があり、生まれてこの方、便秘などしたことはありません。

ある朝トイレに行った時、排便後にポトリと何かが垂れた感じがして、ふと見ると鮮血が一滴、拡散しながら水の中に沈んでいくところでした。

痔になってしまったか。と大して気にも留めなかったのですが、翌日も、翌々日も、日が経つにつれ、ポタポタと何滴も落ちるように。

これはまずい、重症だ。近いうちに病院に行こう。

そうしているうちに、排便後に盃半分ぐらいの血が垂れるようになり、さらにその血液が苺ジャムのように固まって出てくるようになりました。

黒くはないのです。真っ赤なジャムのような血の塊です。

数日後、総合病院で診察してもらうと、医師が「もしかしたら、うーん」と。病名は口にせず、内視鏡の予約をさせられました。

そして、いろいろ検査をした結果、「潰瘍性大腸炎です。治療をしましょう」。聞いたことのない病名だったので、全然ピンときません。

その頃には症状も変化してきていて、腹痛と下痢が続き、一日6回ぐらい下痢でトイレに行くようになっていました。私は楽観主義なので、薬を飲めば治るだろうと、軽く考えていて、

「どのくらいで治りますか?」と聞くと「おそらく治らないでしょう」

「はあ、そうですか」。としか言いようがありません。ただ、「この病気が原因で死ぬことは、まずないと思います」と、慰めてはくれました。

処方された薬は、鮮やかなオレンジ色で、コートのボタンのように大きく、それを一回に4錠飲んでいたら白眼が薄っすらオレンジ色になり..とにかく飲むと気分が悪いのです。

ただ、医療費は、特定疾患受給者証を支給されていたので、無料でした。

その頃になると、出血だけでなく全身症状も出てきました。口では何とも説明できないのですが、高熱が出ると、身体中にいろいろ不快な症状が出ます。

熱が無いのに、その症状だけがあるような。常時、後頭部から頭の中に手を突っ込まれて後ろに引っ張られ、歯が浮くというか、熱い大根を歯だけでかじっているような。

肺に詰め物をされて、半分しか酸素が入ってこないような息苦しさで、横になっていると、ズブズブ泥の中に沈み込んでいく感覚。

出血や下痢などは、症状の一部にしか過ぎず、全身が不快で、体の働きが全て上げ底状態になり、6割ぐらいしか機能していない感じなのです。

そして、定期的に寛解と再燃を繰り返します。症状が治まったり、再発したりを数ヶ月おきに繰り返します。これが、またストレスになります。

それでも、仕事も忙しかった上に、子供が小さかったので、普通には生活していました。おそらく他の人に比べたら、症状は軽かったのでしょう。

私はもともと薬が嫌いなのです。オレンジ色のデカイ錠剤を飲むのが耐えきれず、ある日から薬を飲むのも、病院に行くのもやめました。

耐えられる程度の症状だったこともあります。

でも、ただ何もしないのもどうかと思い、当時アメリカで話題になっていたビタミンCの大量摂取でもやってみるかと、ビタミンCサプリを飲み始めました。

大量といっても、毎日通常の3倍程度。今日まで20年以上続けています。

幸いにもそれ以降、出血は治っていて、数年に一度の頻度で兆候はでるのですが、兆候だけで済んでいます。あの激しい症状は15年以上、現れていません。

何かの効果なの、自然に治ったのか。

ただ、出血以外の全身症状は数年前まで残っていました。

CBDオイルを飲み始めたのは、その頃からです。ストレスで、精神的に参ってしまい、薬を飲んだり、やめたり。精神的にも身体的にもキツかった頃です。

それから3年ほど経っています。

幸いにも降症状は次第に薄れ、いつの間にか忘れることが多くなっています。

それがCBDオイルの効果なのかはわかりませんが、今は体の症状がほとんど気にならなくなり、精神的ににも穏やかに過ごせています。

自分ではCBDが効いていると思っていますが、確証もなく、証明もできません。タイミングとしてそんな時期だったのかもしれません。

激しい症状があるときに、薬を止めるのはありえないでしょう。

潰瘍性大腸炎は、きつい病気です。ですから無責任なことは言えませんし、たまたま自分の症状が改善されたからといって、他の方に勧めるつもりも全くありません。

そもそも、CBDオイルは特定の疾患に対する治療薬ではありません。基本は健康補助食品です。

ただ、つい最近、臨床実験でのCBDの潰瘍性大腸炎に対する有効性が話題になっていました。

やはり、と思っています。