CBN(カンナビノール)は、
CBDと同じく麻由来のカンナビノイドの一種です。
ただし、CBDとは少し立ち位置が異なります。
CBNは、
THCが時間の経過や酸化によって変化した成分として知られています。
そのため、
- CBDよりも
- 「眠気」や「鎮静」に近い体感が語られやすく
- 海外では sleep cannabinoid のように紹介されることもありました
この「眠りに寄る性格」が、
CBNが急速に注目を集めた理由のひとつです。
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CBDとの違いはどこにあったのか
CBDは、
不安感や緊張を緩める方向に働く成分として語られることが多い一方で、
CBNは、
- 眠気を感じやすい
- 身体が重くなる
- 意識がぼんやりする
といった、より直接的な変化が強調されてきました。
実際の体感には個人差がありますが、
少なくとも市場では、
「CBDよりも“効く”」
「夜専用」
「深く眠れる」
といった言葉と結びついて扱われることが増えていきました。
ここに、ひとつの問題が生まれます。
CBNは「どちらにも属さない」成分だった
CBNは、
- 医薬品ではない
- しかし、いわゆる健康食品とも言い切れない
- リラックス以上、睡眠薬未満
という、中間的な位置にありました。
この立ち位置は、
- 使う人にとっては「便利」
- しかし制度側から見ると「扱いづらい」
という性質を持っています。
効果が強調されやすく、
体感談が先行しやすく、
しかも医薬品のような管理はされていない。
このアンバランスさが、
CBNを“グレーな存在”にしていったと考えられます。
CBNはなぜ規制の対象になったのか
CBNが問題視されるようになった背景には、
いくつかの要因が重なっています。
- THC由来の変化成分であること
- 高濃度製品が急増したこと
- 眠気・鎮静を強く訴求する表現が広がったこと
特に後者は大きく、
「これは本当に“食品”として扱ってよいのか」
という疑問が、制度側に生まれやすい状況でした。
結果として、
CBNは 安全性・位置づけが明確でない成分 と見なされ、
CBDとは異なる扱いで、
規制の検討対象に入っていくことになります。
規制はいつ、どんな形で行われるのか(見通し)
現時点では、
CBNに関する正式な全面禁止が即座に発表されたわけではありません。
ただし、
- 流通の抑制
- 食品用途での扱いの見直し
- 成分規格の厳格化
といった形で、
段階的に締めていく可能性が高いと見られています。
時期については、
- 「今月中」
- 「近いうち」
といった情報が錯綜していますが、
少なくとも 長期的に現状が続くとは考えにくい 状況です。
実際、すでに市場では、
- 取り扱い停止
- 表記変更
- 在庫限りの終了
といった動きが出始めています。
CBNとは、どんな存在だったのか
CBNは、
- 強い薬ではなく
- しかし単なる嗜好品でもなく
その中間に立っていた成分でした。
この中間的な立場こそが、
CBNを魅力的にも、
そして扱いづらい存在にもしていた理由の一つだと考えられます。
眠りに悩む人にとって、
一時的に「答え」に見えたこと。
そして制度の側から見ると、
その曖昧さが見過ごせなかったこと。
CBNをめぐる規制の流れは、
その両方を映しているように思えます。
規制が施行された後、CBNをめぐる情報は「過去形」として整理されていくことになります。
CBNを体験した今でも、
私が日常の基準として戻ってくるのは、このCBDグミです。
